メディカルクリエーションふくしま
メディカルクリエーションふくしま2009開催報告
メディカルクリエーションふくしま2009の開催報告を致します。
詳細版につきましてはPDF(2.7M)をダウンロードしてください。
↓
結果概要
医療・福祉機器の生産に必要な素材や加工技術の展示に焦点をおき、医療機器メーカーの製品展示と新規参入を目指すものづくり企業の素材、部品、組み立て、表面処理、システム等の展示を行うことにより、多くの医療機器メーカーのR&D、製造/生産、購買関係者との企業間のマッチングを目指すMD&M(Medical Design & Manufacturing)型展示会を開催しました。
今年度で5回目の開催となり、120企業・団体150小間の出展がありました。H17は50、H18は62、H19は90、H20は110企業・団体と年々出展数が増加しています。今年は昨年度以上にものづくり企業が数多く展示し、MD&M色が色濃く感じられました。
またものづくり企業の展示について、今回は地域別(福島県、東北各県、栃木県、茨城県、東京都、神奈川県、中部以西)にしたところ、出展者と来場者の皆様方から共に好評でありました。また展示を行ったものづくり企業も展示サンプルやパネル、実機について医療機器メーカーへのPRを十分に考慮した感があり、展示の質の向上が感じられました。
さらに救命救急に関する特別展示を行い、郡山市の国際メディカルテクノロジー専門学校の救急車の実車展示や福島県立医科大学附属病院救命救急センターのパネル展示も行いました。同時に、日本大学工学部・福島県立医科大学・福島大学・共同研究企業等による『うつくしま次世代医療産業集積プロジェクト』や全国各地で医療機器製造拠点としてクラスター形成を目指す地域の特別展示を行いました。
来場された方々は、県内外の医療機器メーカーやものづくり企業担当者が目立ち、地域別では東京・横浜を始め東北・関東一円のほか、遠方は中部、関西、中国、九州に及びました(福島県外48%)。併せて、医療機器関係企業を対象とした最新技術セミナーやクラスター形成に向けてのセミナー・会議なども開催され、全国に向けて医療機器ものづくり拠点「福島」を全国にPRしました。
- 日時 平成21年11月26日(木)、27日(金)
- 会場 ビッグパレットふくしま福島県産業交流館
(郡山市南2丁目52) - 出展企業 120企業・団体 150小間
- 入場者数 4,350名
対外的評価
全国の医療機器関連企業や行政関係者から「医療機器の設計・製造技術の展示会」として医療機器産業界の底上げの貢献するものと非常に高い評価を得ました。また単なる医療機器メーカーとものづくり企業のビジネスマッチングだけではなく、レベルの高い同時開催セミナーや全国規模の会議などの開催により、医療機器等に関連する情報「ハブ」としての機能を果たしているとの評価を得ました。次年度の出展希望が会期内に県外企業から出ており、この展示会が全国的にも認知度が増し、定着したように思われます。開催風景
【開会式 主催者挨拶】今年で5回目の開催 【開会式 テープカット】
展示会場
セミナー関係
ニーズ発掘セミナー(田勢センター長) ニーズ発掘セミナー(島田 医師)
薬事法セミナー
ものづくり・メディカルデザインセミナー
中川聡代表取締役 百瀬直樹副技師長 中川聡代表取締役
医療機器の歴史と進歩に関する講演会 全国医療機器クラスターのみなさん
福島医大 菊地臣一理事長