メディカルクリエーションふくしま

メディカルクリエーションふくしま2008開催報告

結果概要

医療・福祉機器の生産に必要な素材や加工技術等の展示に焦点をおき、医療福祉機器メーカーの製品展示と新規参入を目指すものづくり企業の素材、部品、組み立て、表面処理、システム等の展示を同時に行うことにより、多くの医療福祉機器メーカーのR&D、製造/生産、購買関係者との企業間のマッチングを目指すMD&M(Medical Design & Manufacturing)型展示会を開催した。今年度で4回目となるが、110企業・団体140小間の出展があった(H19は90企業・団体、H18は62企業、H17は50企業)。また感染症に関する特別展示を行った。 併せて、今年度で最終年度を迎える郡山地域都市エリア産学官連携促進事業の研究や全国各地で医療機器製造拠点としてクラスター形成を目指す地域の特別展示を行った。 来場者は、県外の医療機器メーカーや中小ものづくり企業担当者が目立ち、地域別では東京・横浜を始め関東一円、東北一円ほか、遠方は関西、九州に及んだ(福島県外45%)。併せて、医療福祉機器関係企業および医療従事者を対象とした最新技術セミナーやクラスター形成に向けてのセミナー・会議なども開催され、全国に向けて医療・福祉機器ものづくりの拠点「福島」を全国にPRした。

  • 日時 平成20年11月20日(木)、21日(金)
  • 会場 ビッグパレットふくしま福島県産業交流館
    (郡山市安積町日出山字北千保19-8)
  • 出展企業 110企業・団体 140小間
  • 入場者数 4,208名

対外的評価

首都圏などの医療機器関連企業や行政関係者から国内唯一の「医療機器の設計・製造技術の展示会」として医療機器産業界の底上げに貢献するものと非常に高い評価を得た。また単なる医療機器メーカーとものづくり企業のビジネスマッチングだけではなく、医療機器等に関連する情報の「ハブ」としての機能を果たしているとの評価を得た。

ビジネスマッチング

  • ビジネスマッチング件数 30件(テクノコム)
  • 医療機器メーカーと県内中小企業 8件 
  • 中小企業間の連携 10件
  • 中小企業と大企業との連携 10件
  • 大学等研究機関と企業 2件

なお、出展した中小ものづくり企業からは、新たな商談や大学との新連携に発展したとの報告を頂いた(テクノコム聞き取り調査による)。

開催風景

展示会場

セミナー関係